二浪国立医学部までの足跡

現役医学生による医学部受験対策から医学生の生活まで

二浪目、そして国立医学部合格まで

今回は一浪目の受験翌日から二浪し

合格するまでの物語を記事にします。

 

例のごとく、受験の翌日には予備校の自習室にいました。この、ほとんど誰もいない自習室で毎日12時間以上勉強している時期が1番本当に辛かったです。

 

そしてコロナが流行し、予備校のスタートが2ヶ月ほど遅れました。

オススメ勉強法でも紹介する予定ですが携帯のタイムラプス機能を使い、自分の1日の成果を最後に確認していました。

 

毎日夜中「友達はみんな大学生で楽しそうなのに自分はなにやってんだろ。」と

泣きながら勉強を続けるのです。

 

今考えるとかなりメンタルやられてたんだなぁと思いますが

当時は毎日勉強することが当たり前みたいになっていましたし、こんな状況で友達と遊んでも

心の底から楽しめないなと思い、遊びの誘いも全部断っていました。

 

そんなこんなで6月から始まった予備校生活。

僕が一浪目と変えた最大の点は

不要だと感じたものは迷いなく捨てることです。

 

一浪目は何でもかんでもやろうとしてキャパ以上のことをしようとし、訳がわからなくなって失敗しました。その反省を活かして、まず比較的得意になった理科や社会の授業を取らず、午後をフルで自習に使えるようにしたことです。

また、割と初期の段階から講師の方に添削をお願いし、自分の癖(必要な文章を省略するなど)を徹底的に洗い出しました。

 

予備校の授業って当たり前ですが二浪生のために作られているわけではありません。

割と基本的なところから一年かけて網羅していくのですが二浪目にもなると自分が苦手な分野や得意な分野がだいたいわかっています。

苦手な分野に時間を割くためにも授業を受けない選択は正しかったと考えています。

 

模試でもC判定が出るようになり、成績上位者の張り紙にも載るようになりました。

そうなるとかなりメンタルが安定し、この勉強法であってるという自信にもつながりました。

 

共通テスト本番は確かに緊張しましたが、場慣れしていたこともあり特に失敗することもなく

初めて勝負できる点数が取れました。

 

そこからは二次試験と面接

さらに私大の対策を行います。

この話は別で記事にしますが

 

割と国立の医学部だったらどこでもいいと考えている自分にとって悩んだのは受験校をどこにするかでした。

結局は地元の大学にしましたがハイレベルな医学部受験において受験校の決定は丁寧に決めた方が良いと思います。

 

そして二次試験当日。この日が最も緊張しました。

受かれば天国落ちれば地獄です。

また地獄みたいな日を送らなければいけないのかと考えると手が震えました。

 

大きく失敗しなかったので安心しましたが絶対合格だという自信は全くありませんでした。

 

私大は自治医科大学国際医療福祉大学産業医化大学を受験しましたが、国際医療は一次で、自治医科は最終で落ちてしまっていました。

産業医科は一次合格していたので後期は産医に出すことは決めていましたが

合格発表までの10日くらいは生きた心地がしませんでした。

 

そして合格発表。

コロナの影響で発表がネットのみだったので

リビングで結果が出るまで待っていました。

そして

 

 

 

 

「あった。」

 

 

 

この瞬間は今でも鮮明に覚えています。

やっと終わった、、そう思いました。

二浪しているとそんな心境になるのです。

これが僕の合格までの道のりでした。

ここまではただの経験談です。

あまり受験生の為になるようなことは書いていません。ですのであくまで読み物として読んでいただいたらありがたいです。

 

次回以降模試の使い方からオススメ参考書、教科別勉強法などを書いていきます。

 

ではまた。