二浪国立医学部までの足跡

現役医学生による医学部受験対策から医学生の生活まで

医学部を志してから高校卒業まで

今回は医学部を志してから高校卒業までそして現役での受験の成果と反省点をまとめていきます。

基本的に失敗談です。同じような勉強法をとってる人は軌道修正すべきだと思います。

まぁこんな頭の悪い勉強法取ってる人の方が珍しいとは思いますが、、

 

先生の衝撃的な一言を食らってから目が覚めた僕が最初に考えたのは、とりあえずみんなに追いつかなきゃということでした。

 

当時下から数えた方が早かった僕は定期的にある模試でも偏差値35程度。点数にして1科目平均20点くらいでした。

まず一つ目の失敗は、そんな低レベルであったにも関わらず、勉強法を誰にも聞かず、相談せず自己流であったことです。

数学はとりあえず青チャートの問題を解きまくり、物理は公式を丸暗記、英語は単語だけひたすら行い、化学にいたっては要点がまとまった小冊子を丸写しする。

 

どうでしょう?これの何がいけないか分かるでしょうか??

 

 

 

 

 

 

そうです。頭を一切使ってないのです。

考えるっていう作業を一切しませんでした。

とりあえず丸暗記することって大事ではあります。なぜなら本当にゼロからでしたから。

ですが丸暗記しても頭打ちがきます。英語も精読が出来なければ長文なんて読めないのです。

これもまた記事にしますが勉強にはステップがあります。それを無視して初めから丸暗記しても効率が悪いのですが当時の僕はそこに気づきませんでした。

 

そんな勉強を続け3年の7月。

最後の高校野球の大会がありました。

高校野球をやり遂げたことは非常に意味のあることでした。ですがだからといって勉強ができるようにはなりません。

そして9月の記述模試で伝説の物理2点を記録しました、、

 

 

え?

 

って思った方も多いと思いますがその通り僕もえ?です。

 

他の教科もそんなに変わりません。

ここで初めて自分のやり方がおかしかったことに気がつくのです。

 

そして生まれて初めて頭を使って考えて勉強するようになりました。

 

そして11月からセンター試験に向けて準備を始めます。

まぁ10月くらいのみんなが二次試験の勉強をしている時の授業もさっぱりわかりませんでした。

悔しいというより虚しい時間でした。

 

僕は共通テストも受けているので共通テストの対策も記事にします。

 

 

そんなこんなでセンターが終わり

(できないなりにけっこー緊張した)

 

その日のうちに速報を元に採点します。

現役の時は、絶対合格できないことがわかっていたのでどちらかと言うとセンターの点数を伸ばすことを意識していました。

 

結果70%

 

国語と英語で8割取れ、理数がそれぞれ6割くらいでした。

もちろんこんな成績じゃ、医学部など通りません。

しかし足切りがない大学であれば面接は受けさせてもらえます。

 

それからは次の年に向けた基礎固めと高校の先生とマンツーマンで面接対策を行いました。

(面接対策や志望理由書の書き方も記事にします)

ここでひとつ、面接や志望理由書を舐めてはいけません。

医学部受験生のレベルはかなり高く、面接の点で後悔することもあることを知っておいてください。

 

実際僕の友人は二次試験の点数は充分だったのに面接点が周りの人より15点低く落ちてしまいました。

それだけ医学部を一般で通ろうとすると厳しい世界なのです。

 

志望理由からその大学じゃないとダメな理由。さらに予想される質問を30個ほど用意し完璧に答えられるように何度も練習しました。

 

ありのままの自分を出せば面接官は分かってくれるなんてよくネットで書かれていますが、あれは嘘です。

面接の15分から20分くらいは完璧な学生を演じなければなりません。実際僕は去年の面接で9割の点数を勝ち取り、他の受験生と点数にして30点ほどリードすることができました。

 

受験前日から当日までの過ごし方もまた記事にする予定ですが、面接前はとにかく緊張しました。

高校野球の最後の大会と同じくらい緊張しました。

 

試験が終了し、帰りの車で1年間の勉強を反省しながら僕の現役の受験生活は終了することになります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。次回は受験翌日から一浪目の最後まで書きたいと思います。

ではまた。