怠惰だった僕が医学部受験を志した理由
何者だ!?と思われている方も多いと思いますので自己紹介したいと思います。
かなり長くなるとは思いますが、、
現在九州の国立医学部に通っており、4月から二年生になります。
父親はサラリーマンの一般的な家庭ですが母親が教育熱心で、、
かなりのバトルを繰り広げたのはまた別の記事で書きますね(笑)
ですが医学部生となった今では凄く感謝しています。
小学生の頃から野球を続け、高校野球まで本気でやりました。
(大学生になったいまでも続けてます笑)
中学は中高一貫校で母親に怒鳴られながら直前2周間勉強した結果、奇跡が起こり合格しました。
受かったのはいいものの昔から楽天的な僕はそこから一切勉強しなくなります。
宿題もせず、野球ばっかり。土日も午前中の練習が終われば、午後から遊びに出るという鬼のようなハードスケジュールを続けていました。
そんな生活を続けて、いつのまにか学年でワースト10の常連になってしまいました。
ですが当の本人は、生まれ持ったスーパーポジティブ精神でなんとかなるやろくらい思っていました、、
高校生になってもその精神は変わりません。さらに高校野球を懸命にやっていた僕は
平日は8時まで、土日も練習試合や遠征で疲れたことを言い訳にしてペンを握ることを拒否してました。。。
医学部受験生なら分かると思いますが医学部の推薦って評定平均が4,3以上ないと受験資格すらないんです。別の記事で書きますが、医学部受験において僕が思う最短ルートは推薦だと思います。
そのルートを放棄した自分を浪人期はどれほど恨んだことか、、
高校一年生の頃は工学系の仕事に興味のなかったため、医療系の非医学部を志望していました。
いつの間にか学年300人近くいる高校で280番くらいになっていました。
でも心のどこかで人の命を救う医者という職業に憧れがあったのだと思います。
でもこんな成績じゃ行けるわけないし、医学部に受かる人は中学から真面目に勉強を積み上げた人だろって半ばあきらめていました。
怠惰だった自分を救ってくれたのは、ある英語教師の一言でした。
高校2年生の冬。英語のクラス分けで下のクラスだった僕は、もちろん文法など一ミリも分かるわけなくぼーっと時がすぎるのを待っていました。みんなそんな感じだったと思います。
授業がおわる直前、その教師が
「君たちには夢があるかい?僕は教員採用試験を10年受け続けて教師という夢を叶えた。まだ17の君たちが夢を諦めるには早すぎるんじゃないか?」
と僕の気持ちを見透かしているかのような言葉は僕のこころにぐさっと刺さりました。
家に帰った僕は母親に
「医学部に行きたい」
これが僕が医学部を志すまでの物語です。
長くなったので医学部受験を決めてからの物語は別の記事にしますね。
ではまた~